
ゴルフ場に行くと「このグリーン、速いな」「芝目が強い」などの声をよく聞いたり、コースのレイアウトを見るとグリーンが2か所あったりグリーンに〇〇芝など名前がついていたりしますよね。それもそのはず、グリーンにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
この記事では、グリーンの種類とその特徴についてわかりやすく解説します!
グリーンとは?
グリーンとは、ゴルフコースの中で最も芝が短く刈られ、ホールアウトするためのカップが設置され各ホールの最終目的地的な役割の場所になります。パターを使用したパッティングを行うエリアのことです。
ボールを転がすことが前提なので、芝の種類や管理方法がスコアに大きく影響します。
▼ゴルフ場のコースについても学ぼう!
【コースデビュー】知っておきたいゴルフ場のコースの種類と特徴
グリーンの種類は主に「芝の種類」で分けられる
1. ベントグリーン(ベント芝)
特徴:
- 高温多湿にやや弱いが、寒冷地に強い
- 芝目がほとんどない(真っ直ぐ転がる)
- 滑らかで速いグリーンが作れる
主な地域:
- 北日本、標高の高いエリアのゴルフ場に多い
メリット:
- 管理次第で非常に綺麗な転がりを実現可能
- 芝目をあまり読まなくてよい
2. コーライグリーン(高麗芝)
特徴:
- 日本の気候(高温多湿)に強い
- 芝が太く、芝目がはっきりしている
- 遅めで重いグリーンが多い
主な地域:
- 関東以南の低地のゴルフ場で多く採用
メリット:
- 芝が強く、耐久性がある
- メンテナンスしやすい
3. ティフトングリーン(ティフトン芝)
特徴:
- 暖地型芝で、暑さに強い
- ベント芝より硬め
- スピードは中程度
主な地域:
- 九州や四国、関西の一部のコース
メリット:
- 耐病性が高く、踏まれても強い
季節によって変わる「2グリーン制」とは?
一部のゴルフ場では、夏用と冬用の2種類のグリーンを設置していることがあります。これは「2グリーン制」と呼ばれます。
なぜ2グリーン?
- 暖地では夏にベント芝が弱りやすいため、コーライと使い分ける
- 芝の生育に適したグリーンを季節ごとに使用することで、コンディションを保つ
グリーンの違いを理解してスコアアップを狙おう!
自分がプレーするグリーンの特徴を知ることは、パッティングの成功率アップにつながります。
ベント芝ではラインをシンプルに読む、コーライ芝では芝目をしっかり読むなど、グリーンごとの戦略を立ててスコアアップを目指しましょう!
▼グリーン上でのスコアアップ術を学ぼう!
【100切り】ゴルフのグリーン上でスコアをアップするコツ
まとめ
芝の種類 | 特徴 | 地域 | グリーンスピード |
---|---|---|---|
ベント芝 | 芝目が弱く、速い | 北日本・寒冷地 | 速い |
高麗芝(コーライ) | 芝目が強く、遅め | 関東以南 | 遅い |
ティフトン芝 | 暑さに強く、中速 | 暖地(九州・関西) | 普通 |
ゴルフは自然と共に楽しむスポーツ。グリーンの違いも楽しみのひとつです!
日本のゴルフ場でよく見かけるのは「ベント芝」と「高麗芝」が多いと思います。2グリーン制のゴルフ場では日や季節によって使用するグリーンが変わりますので事前に調べておきましょう。
また、ラウンド当日でもパッティング練習場でその日のグリーンの状態が確認できますのでラウンド前には必ずチェックをしましょう。
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